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ADHD・エスの日記

30代でADHDと診断された女の日記。ひきこもりです。社会不適応、PTSD、境界知能 フラッシュバック 二十代に何度も自殺未遂してて絵に描いたようなメンヘラですが 今も死なずに生きている。

希死念慮が消えて
インチュニブ5mgを服用するようになって大きく変わったことはたくさんありますが、、その中の一つで希死念慮が消えたのがあります。


私は昔から希死念慮というのにずっと振り回されてきましたので、これがなくなったことが本当に驚いています。

あんなに四六時中死にたい死にたいと思っていたのに、このようにサッパリとなくなってしまうことは驚きとしか言えません。
いつも私について回っていて、あるのが当たり前だったのに、突然消えてしまって、あったことすら、ごくたまにしか思い出さない。

こんなことってあるんですね。

また、「自分が好きで死にたいと思っていたわけではなかったんだ!! 薬を飲んだら消える類のものだったんだ!!」という気持ちにもなりました。

長い間、死にたい奴=甘え、というインターネットの悪口を自分にもあてはめて自分を責めては苦しんでいました。
くだらない奴だと。弱くてどうしようもない奴だと思っていました。

でも、死にたいのは私が弱いからではなかった、薬に出会っていなかったせいだったのだと、わかりました。

もっと早くインチュニブを飲んでいたら……。

ストラテラでは希死念慮は消えなかったので、インチュニブは自分にとても合っているんだと思います。



なんだろう、何に例えればいいのか。


別れた恋人(もちろん最悪のヤツ!)が忘れられなかったのが、いつの間にか一日も思い出さなくなった、とか、そういう感じですかね。

 私は昔から希死念慮がかなり強くて、自殺は何回もトライしていました。

何度も失敗してからは、自殺を試みるのはやめたのですが、まんがいち今後、本当に人生がたちゆかなくなったらどこでどのような方法で死ぬかまで決めていました。


そんな感じだったので、自分が死のうと思わなくなったことが本当に驚きですね。
自分自身にはなんの変化もなく、なんの前触れもなく、突然周りがガラッと変わってしまって。

まさに「目が覚めた」「呪いが解けた」「霧が晴れた」

といった言葉で言い表せるような状態です。

これまで私はずっとうつ状態で、希死念慮や不安感に常におびえ、一日中フラッシュバックに悩まされていましたが、その状態からいきなり回復、(完全にゼロではないですが)、体感でいえば100→10くらいに減少、希死念慮にあたってはほとんどゼロです。

こんなことってあるんですね。
現代の医療は本当にすごい。すごすぎる、どんな仕組みでそうなっているのか全然わかりませんが、とにかくすごい。

もう少し医学が進歩したら、認知症だって本当に治るのではないかと思います。

発達障害で苦しんでいる人に、もっとインチュニブが広まりますように。

ただ、私はインチュニブを飲まなかった年月ー人生が本格的につらくなり始めた11歳ころから約40歳まで、計算すると29年間、四捨五入すると30年間を、常に強い不安と希死念慮とともに生きてきてしまったので、自分のアイデンティティが完璧に病的に作られてしまったのです。
今更、四十歳になってから突然改善しても、これから一体どうしたらいいんでしょう。

今から何をどう人生をやり直す?就職活動する?
そんなことできるわけもない。
病的な症状はおさまったけれど、知能がアップしたわけではないですしね。

私の人生はやり直せない。若いころは二度と取り戻せない。

でもでもでも、十代、二十代のころに、とにかくもっと早く薬を飲むことができていたら!!!!!!


今更、人生を立て直していくことはできるのかな。わからない。
遅すぎるということはないと信じたい。


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