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ADHD・エスの日記

30代でADHDと診断された女の日記。ひきこもりです。社会不適応、PTSD、境界知能 フラッシュバック 二十代に何度も自殺未遂してて絵に描いたようなメンヘラですが 今も死なずに生きている。

障害をオープンにしたことで見えてきた世界
私はある趣味のサークルに入っており、人数も多くないので迷惑をかけないように、自分の障害のことをサークルのみなさんに話してある。

自分がどう思われてもかまわないのが、今後活動する上でお金の管理を任されたり、重要な事務仕事を任されたりすることがないようにである。

万が一重要なポストについてしまったら、サークル活動が、そして私のメンタルがとんでもないことになってしまうだろう。



「自分の身内にも病気の者がいる」「就労支援事業所で働いている身内がいる」といったことを話してくれる方がちょろちょろと出てくるようになった。


世界の広がりを実感する瞬間である。

案外近くに患者さんはいるものなのだな。


先日は、身内が就労支援事業所で働いているという方と お話する機会があった。

勤務先の話や、情報の交換、障害をもっている方のお話なんかもできて、非常に有意義な話だった。

また別の方、現在精神疾患のお子さんをもつ・悩めるおやごさんとお話する機会があった。

お子さんの病状がかなり重く、話を伺うだけでも、おやごさんの心労はとんでもなくきついことがありありと見えた。

普通は一般の方と こういった話はできない。

一般的な人は、発達障害や、精神疾患についての知識は無に近い。
ちょっと話すだけでも全然しらないなとわかる。

まったく悪いことではなくて、これは とても自然で普通のことだ。そして幸せなことだ。

精神疾患や発達障害でなくても、脳腫瘍とか、心筋梗塞とかなんでもだが、自分や家族が心筋梗塞になったりしなければ、わざわざ心筋梗塞の本を買って詳しく学びたいと思わないだろう。

自分の子供や家族に当事者がいるとかそういうレベルでないと、それらを知る必要は無いのだから。

これまでその病気について頭をなやます必要がなかったということ。

これは、普通でありながら、実はすごく、すごく 

ものすごーく恵まれていることなのだと、非常に強く感じた。

誰も彼もがみんな平穏に暮らしているわけではない。

貧乏に苦しむ人、 病気に苦しむ人、 子供のことで苦しむ人、 親の介護でくるしむ人、世の中にはいろんな人がいる。

しかしみんなどうにかそれをかくして、 普通に見せて、何もないように、幸せないように、毎日を 生きているだろうか。

なぜ、人に苦しみを見せてはいけないのだろうか。

どうして何も悩みがないようにみせないとならないのだろうか?

生きていくと言うことは とても大変だ。

もっと、人に苦しみをみせられるような 世の中になればいいのに。



もっとうまく文章をまとめられればいいのにな。



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